こんにちは。
建築工房集です!
3/2(日)今日も昨日に引き続き、寒い一日になりそうな天気です><
相談会にちなんで、
「ちょっとリッチに無垢フローリングにしたいわ!」と検討中の方に必見!
無垢材を選ぶ時の「最低限、これを知らなきゃ損!!」情報をお届けいたします!!
★みなさんの一番気になるところは、木のどこから取れるかよりも、板になってからのそれぞれの特性だと思います。
その特性の中でも一番気になる「反りにくさ」ですが、
これはあきらかに柾目(まさめ)の方が板目(いため)より反りにくいです。
※柾目とは樹芯を通る方向、つまり年輪に対して直角に放射方向に挽くと、樹芯の両サイドに「柾目板」が取れます。これに対して等高線のような
木目が表れるのが「板目板」です。
反面、板目の木目は「木」らしい美しい木目になることが多いのです。
木目の中でも特に装飾性が高く美しいものを「杢(もく)」と呼び 多くは板目です。
本当は「柾目」「板目」で選別してお客様へ提供したいところですが、現状の無垢フローリング材は板目・柾目を選別して提供することはほとんどな く、多くは「板目・柾目混合」になっています。
・これは選別作業に膨大な時間と労力を取られてしまう=労働力かかるため価格も高くなってしまう。
・選別してしまうとどちらかの売れ残りが生じ、不良在庫が発生してしまう。
というのが最大の理由になります。提供者側もお客様から「柾目だけを売って欲しい。」と言われて選別して売れば、当然残りは「板目」ばか りになってしまう訳ですから、これをどのようにして売るかという問題が発生してしまいます。
「板目だけがいいわ~」というお客様がいれば 問題はないのですがなかなかそういうことはないのが実情です。
このようなことからほとんどの無垢フローリングは「板目・柾目混合」に なるんですね。
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